従業員の給与、会社の計算は合っていますか?
2023/10/25
従業員の給与は企業経営において常に重要な課題です。本稿では労働保険、休暇、給与計算に関するよくある質問にお答えします。
派遣社員の勤務時間と労保の問題
まず、派遣社員の勤務時間と労保についての疑問を整理しましょう。
物流部門で働くある派遣社員は、1日8時間勤務、時給176元で、月給に換算すると約3万元になります。しかし労保の情報を確認すると、最低投保等級が11,000元となっていました。これは正しいのでしょうか?
答えは、パートタイム従業員の労保投保等級は実際の勤務時間に基づいて計算されるということです。11,000元はパートタイム従業員の最低投保等級です。当該従業員の実際の月給がこの金額を上回る場合は、実際の給与等級に基づいて投保する必要があります。
もう一つのケースとして、あるパートタイム従業員の月給が約3万元の場合、会社はどのように投保すればよいでしょうか?
25,250元はパートタイム従業員の最高投保等級ですが、パートタイム従業員の実際の月給が約3万元に達している場合、会社は実際の給与等級に基づいて労保に加入させる必要があります。加入手続きの際は、該当書類に当該従業員を「パートタイム従業員」と明記し、「労保月投保給与」欄に実際の月給額を記入してください。
(注:2024年1月より、月給の最低賃金は26,400元から27,470元に、時給の最低賃金も同様に176元から183元に引き上げられます。出典:行政院 2023年9月14日プレスリリース)
パートタイムとフルタイムの区別
労保の加入問題を理解する前に、パートタイムとフルタイムの違いを明確にしておきましょう。
労働部の定義によれば、パートタイム従業員とは、フルタイム従業員より勤務時間が短い従業員を指します。つまり、会社のフルタイム勤務時間が毎日9時から16時までであるのに対し、パートタイム従業員の勤務時間がそれより短く、例えば1日6時間しか働かない場合、その従業員はパートタイムとみなされます。
給与計算の問題
続いて、給与計算に関する問題を解説します。
月給の計算方法について:ある従業員がその月に実際に30日勤務した場合、月給はどのように計算すべきでしょうか?一般的に、会社が雇用時に特別な給与計算方法を取り決めていたかどうかは、計算結果に大きな影響を与えません。多くの場合、会社は民法第123条の規定を用い、月給を各月30日で均等に配分し、大の月・小の月を区別しません。したがって計算式は、月給総額÷30日=日給、これに実際の勤務日数を掛けることで当月の給与を算出します。
病気休暇の半額支給の計算については、従業員の実際の給与構成に基づいて計算されます。一般的に会社は、基本給、延長勤務手当、休日出勤手当、管理職手当など、通常出勤時の給与に基づいて病気休暇期間中の給与を計算します。労工請假規則の規定により、年間30日以内の一般傷病休暇については給与が半額支給となります。ただし、従業員が受け取る労働保険の一般傷病給付が給与の半額に満たない場合、会社はその差額を支払う必要があります。
特別休暇と離職の問題
最後に、特別休暇と離職に関する問題を解説します。
特別休暇は労働基準法第38条の規定に基づくもので、同一の雇主または事業所で一定期間勤務した従業員は特別休暇を取得する資格を得ます。休暇日数は通常、従業員の勤続年数に応じて定められます。年度途中で離職した場合でも、勤続年数に応じて計算された特別休暇を取得する権利は失われません。未消化の特別休暇日数は、離職時に実際の状況に基づいて計算し、支払う必要があります。
給与や労働基準法に関する具体的なご質問がございましたら、計算ミスを避けるためにも、ぜひ当事務所の担当者までお気軽にご連絡ください。
記事の内容や貴社の状況についてご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
無料相談を予約する