佾廷會計師事務所

二代健保(補充保険料)はどう計算されるのか

2023/9/27

台湾では、国の社会保障制度を支えるための所得税に加え、特定の所得・収入がある場合、追加の社会保障や医療保障を受けられるよう補充保険料の支払いが必要です。本稿では補充保険料の計算方法と上下限について、具体例を交えて詳しく解説します。

補充保険料の計算方法

補充保険料は所得・収入の種類によって計算方法が異なります。主な分類とその計算方法は以下の通りです。

1. 当月投保金額の4倍を超える年間累計賞与:

このケースでは、当月投保金額の4倍を超える部分に対して2.11%の料率が適用されます。例:

ある月に10,000元の賞与を受け取り、当月の投保金額が2,000元だったとします。4倍を超える部分の計費所得は(10,000元-2,000元)=8,000元となり、補充保険料は8,000元×2.11%=168.80元となります。

2. 兼業給与所得:

兼業給与所得が中央労働主管機関の公告する最低賃金に達した場合、2.11%の料率が適用されます。最低賃金が30,000元、兼業給与所得が40,000元だった場合、補充保険料は40,000元×2.11%=844.00元となります。

3. 業務執行収入:

業務執行収入が20,000元に達した場合、2.11%の料率が適用されます。ある取引で25,000元を得た場合、補充保険料は25,000元×2.11%=527.50元となります。

4. 配当所得:

配当所得の計算は投保者の身分と投保金額によって異なり、やや複雑です。例:

雇主または自営業主として投保している場合、1回の給付額が既に投保金額に算入されている部分を20,000元超過した場合、超過部分に2.11%の料率が適用されます。例えば雇主として投保している人が25,000元の配当を受け、既に投保金額に算入されている部分が10,000元だった場合、超過部分は(25,000元-10,000元)=15,000元となり、補充保険料は15,000元×2.11%=316.50元となります。

雇主・自営業主として投保していない場合は、1回の給付額が20,000元に達した時点で2.11%の料率が適用されます。

5. 利息所得:

利息所得も、1回の給付額が20,000元以上に達した場合に2.11%の料率が適用されます。例えば25,000元の利息を受け取った場合、補充保険料は25,000元×2.11%=527.50元となります。

6. 賃貸収入:

利息所得と同様、賃貸収入も1回の給付額が20,000元以上に達した場合に2.11%の補充保険料が適用されます。

補充保険料の上下限

補充保険料には上下限が設けられていることにも注意が必要です。具体的には:

  • 当月投保金額の4倍を超える年間累計賞与については、明確な上限はありません。
  • 兼業給与所得については、1回の給付額1,000万元を上限とします。
  • 業務執行収入、配当所得、利息所得、賃貸収入についても、1回の給付額1,000万元を上限とします。

まとめ

台湾の補充保険料の計算方法と上下限はかなり複雑なテーマであり、個々の状況によって異なる場合があります。所得・収入の計算を正しく行うため、計算や申告のサポートが必要な場合は、いつでもお気軽にご連絡ください。関連するあらゆるご質問に誠心誠意対応いたします。

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